【時給2,400円】非常勤講師の給料だけで生活できる?元教員が明かすリアルな収入実例4選と生き残り戦略

非常勤講師って儲かるの?

そんな疑問にお答えします。

この記事を書いた人
  • 元小学校教員
  • 早期退職から非常勤講師へ
  • 人生を再STARTさせたチャレンジャー
  • 節約と副業で理想の働き方を探求中

教員を辞めて、現役の非常勤講師として勤務している私の『リアルなお金事情』をお伝えします。

教員辞めようかな

非常勤講師の収入だけで生活できるの?

そんな人にはピッタリの内容です。

本記事で紹介する内容は、運営者であるみいせんの経験談です。そのため全ての人に該当する事例とは限りません。ですが、実際に経験した事実のみを解説しています。

現場の一例として参考にしてみてください。

大前提「非常勤講師とは?」

まずは非常勤講師について簡単に説明します。

非常勤講師とは「決められた授業(コマ)だけを担当して教える先生」です。

勤務時間は担当する授業時間だけで、給料は時給制になります。

時給は自治体で決められた基準を元に決定し『時給✕担当コマ数』で給与が決定します。

専門教科(音楽、理科、体育、英語など)を担当する場合が多く、担任をもたないのが一般的ですが、複数校で勤務するケースもあります。

非常勤講師教員
勤務時間担当授業のみフルタイム
給与時給月給
担任ナシが基本基本あり
勤務校複数もOK配属校のみ

以上を前提に『非常勤講師のお金』について解説します。

「パターン①」勤務校1、算数少人数担当

勤務校は1校で、算数の少人数授業を担当していた時の週予定です。

予定月火水木金
1コマ授業授業授業授業
2コマ授業授業授業授業
3コマ授業授業授業授業授業
4コマ授業授業授業授業授業
5コマ授業授業
6コマ

比較しやすいように、東京都の学校に勤務していた時の『時給2,400円』で計算します。(5年以上の現場経験)

計算してみよう

週20コマ✕時給2400円=4万8000円

週4万8000円✕ひと月4週=19万2000円

月収はおよそ19万2000円になります

そこから、税金や社会保険が引かれます。

最終的に【手取り15〜16万円】になります。

授業は毎日の午前で、収入が手取り15〜16万円です。

ちなみに実際は、1コマ〜6コマまでほぼフルタイム勤務をしていました。

さらに授業の無い長期休暇期間は、原則として収入がありません。

みいせん
みいせん

私の長期休暇は「振替」でカバーしたよ。

総務省の家計調査によると、単身世帯の生活費(月平均消費支出)は約17万円とあるので、1万円程度が不足しています。

結論:上記の働き方だと、月の平均支出に届かない。

ただし、住まいやライフスタイルによっても差があります。

私は手取り15万4000円でしたが、借金することなく生活できました。

  • 平日の昼食は給食を利用した。
  • 出費の大きい娯楽を控えた。
  • 食事は自炊にした。

などの節約を工夫できれば、問題なく日常生活を送れます。

「パターン②」勤務校1、複数学年・複数教科担当

勤務校は1校で、複数の学年と教科を担当していた時の週予定です。

予定月火水木金
1コマ3年
算数
4年
算数
3年
算数
2コマ4年
算数
3年
算数
1年
体育
3コマ1年
体育
3年
算数
4年
算数
4コマ4年
算数
4年
算数
3年
算数
1年
体育
5コマ6年
図工
6年
図工
6コマ6年
図工
6年
図工

週コマ数17コマ、時給2,400円で計算します。

計算してみよう

週17コマ✕時給2400円✕4週=16万3200円

そこから、税金や社会保険が引かれます。

最終的に【手取り13万円前後】になります

前章と比較すると、手取りが2万円ほど減っています。

授業数の減少は、収入の減少に直結します。

この時は収入が少なすぎたので、貯金を切り崩したり、別の仕事を掛け持ちしたりしました。

結論:上記の働き方だと、非常勤講師の給料だけでは生活が難しい。

加えて木曜日と金曜日は、1日フルタイムという時間的な拘束があります。

バイトなど別の仕事をやろうにも、空き時間が限定されているので難しい状況でもありました。

パターン③勤務校1、社会担当

勤務校は1校で、1クラスの社会のみを担当していた時の週予定です。

予定月火水木金
1コマ社会
2コマ社会社会
3コマ
4コマ
5コマ
6コマ

週コマ数3コマ、時給2,400円で計算します。

計算してみよう

週3コマ✕時給2400円✕4週=2万8800円

この場合、ほぼ全額が残ります。

最終的に【手取り2万8800円】になります。

税金や保険料は引かれませんが、あまりにも収入が少ないので生活は不可能です。

結論:上記の働き方だと、生活できない。

同時の私は、空いた時間で副業に取り組んでいたため副業収入も合わせると10万円前後の収入がありました。

収入元が複数ある場合、税金が引かれるので手取りも少なくなります。非常勤講師の手取り額も1,000円引かれて『2万7,800円』が最終的な金額でした。

この時は完全に「非常勤講師が副業」になっていました。

ちなみにこの「副業」は、現在進行形で定期的に収入を生み出してくれています。

興味のある人は下記より参考にしてみてください。

パターン④勤務校2、複数学年・複数教科担当

勤務校は2校で、複数の学年と教科を担当していた時の週予定です。

予定月火水木金
1コマA校B校B校
2コマA校B校B校B校B校
3コマA校B校B校B校B校
4コマA校B校B校
5コマB校B校A校
6コマA校

A校が6コマ、B校が14コマ、合計20コマ。時給2,400円で計算します。

計算してみよう

週20コマ✕時給2400円✕4週=19万2000円

そこから、税金や社会保険が引かれます。

最終的に【手取り18〜19万円前後】になります。

この週20コマというのは、パターン①と同じコマ数です。違うのは「勤務校の数」で、3万円近くの金額差が出ます。

原因は社会保険料の有無です。パターン④の場合、自分で保険料を支払わなければいけません。

  • パターン①手取り15〜16万円:社会保険料が含まれる(天引きあり)
  • パターン④手取り18〜19万円:国民健康保険や国民年金を支払う

手取りだけ見ると大きい金額に感じられますが、実際に使える金額は15万円前後です。

非常勤講師の給料は多い?少ない?

これまで私の実例4パターンを元に、非常勤講師のお金事情を解説してきました。

【結論】非常勤講師の給料だけで生活することは難しい。

もちろん経験年数や担当コマ数によって給与額も変わるので、一概には言えません。

しかし「週20コマを担当している」という話はあまり聞かないし、新卒未経験の1年目非常勤講師も少なくありません。

「経験年数が浅い」「担当コマ数が少ない」となれば、給与が減って生活も苦しくなります。

それでも学校で働きたい!何かいい方法はないの?

そんな人には、私が実践している『節約』と『副業』がおすすめです。

節約:支出を抑えて強い家計を作る

副業:収入源を増やして家計を強化

家計の不安が少なくなれば、非常勤講師にも安心して向き合えるようになります。

詳細は別記事にて解説しています。

【真似し放題!】初心者におすすめ家計管理まとめ『節約編』【更新中】

【収入は青天井!】初心者におすすめ家計管理まとめ『副業編』【更新中】

初心者でも「分かりやすい!」「真似できそう!」の実現に注力して、丁寧にまとめているので参考にしてください。

まとめ

本記事では、非常勤講師のお金事情をテーマに私の実例4選を解説しました。

  • パターン①:週20コマ【手取り15〜16万円】
  • パターン②:週17コマ【手取り13万円前後】
  • パターン③:週3コマ【手取り2万8,800円】
  • パターン④:週20コマ【手取り18〜19万円】

【結論】非常勤講師の給料だけで生活することは難しい。

みいせん
みいせん

もちろん個人差は大きいよ。

給料の不足分は『節約』と『副業』の家計管理で対策が可能です。

初心者でも真似しやすい実践をまとめているので「できそうなもの」からチャレンジしてみてください。