
非常勤講師って儲かるの?
そんな疑問にお答えします。
- 元小学校教員
- 早期退職から非常勤講師へ
- 人生を再STARTさせたチャレンジャー
- 節約と副業で理想の働き方を探求中

教員を辞めて、現役の非常勤講師として勤務している私の『リアルなお金事情』をお伝えします。

教員辞めようかな

非常勤講師の収入だけで生活できるの?
そんな人にはピッタリの内容です。
本記事で紹介する内容は、運営者であるみいせんの経験談です。そのため全ての人に該当する事例とは限りません。ですが、実際に経験した事実のみを解説しています。
現場の一例として参考にしてみてください。
大前提「非常勤講師とは?」
まずは非常勤講師について簡単に説明します。
非常勤講師とは「決められた授業(コマ)だけを担当して教える先生」です。
勤務時間は担当する授業時間だけで、給料は時給制になります。
時給は自治体で決められた基準を元に決定し『時給✕担当コマ数』で給与が決定します。
専門教科(音楽、理科、体育、英語など)を担当する場合が多く、担任をもたないのが一般的ですが、複数校で勤務するケースもあります。
| 非常勤講師 | 教員 | |
|---|---|---|
| 勤務時間 | 担当授業のみ | フルタイム |
| 給与 | 時給 | 月給 |
| 担任 | ナシが基本 | 基本あり |
| 勤務校 | 複数もOK | 配属校のみ |
以上を前提に『非常勤講師のお金』について解説します。
「パターン①」勤務校1、算数少人数担当
勤務校は1校で、算数の少人数授業を担当していた時の週予定です。
| 予定 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コマ | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | |
| 2コマ | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | |
| 3コマ | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 |
| 4コマ | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 | 授業 |
| 5コマ | 授業 | 授業 | |||
| 6コマ |
比較しやすいように、東京都の学校に勤務していた時の『時給2,400円』で計算します。(5年以上の現場経験)
計算してみよう
週20コマ✕時給2400円=4万8000円
週4万8000円✕ひと月4週=19万2000円
月収はおよそ19万2000円になります
そこから、税金や社会保険が引かれます。
最終的に【手取り15〜16万円】になります。
授業は毎日の午前で、収入が手取り15〜16万円です。
ちなみに実際は、1コマ〜6コマまでほぼフルタイム勤務をしていました。
さらに授業の無い長期休暇期間は、原則として収入がありません。

私の長期休暇は「振替」でカバーしたよ。
総務省の家計調査によると、単身世帯の生活費(月平均消費支出)は約17万円とあるので、1万円程度が不足しています。
結論:上記の働き方だと、月の平均支出に届かない。
ただし、住まいやライフスタイルによっても差があります。
私は手取り15万4000円でしたが、借金することなく生活できました。
- 平日の昼食は給食を利用した。
- 出費の大きい娯楽を控えた。
- 食事は自炊にした。
などの節約を工夫できれば、問題なく日常生活を送れます。
「パターン②」勤務校1、複数学年・複数教科担当
勤務校は1校で、複数の学年と教科を担当していた時の週予定です。
| 予定 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コマ | 3年 算数 | 4年 算数 | 3年 算数 | ||
| 2コマ | 4年 算数 | 3年 算数 | 1年 体育 | ||
| 3コマ | 1年 体育 | 3年 算数 | 4年 算数 | ||
| 4コマ | 4年 算数 | 4年 算数 | 3年 算数 | 1年 体育 | |
| 5コマ | 6年 図工 | 6年 図工 | |||
| 6コマ | 6年 図工 | 6年 図工 |
週コマ数17コマ、時給2,400円で計算します。
計算してみよう
週17コマ✕時給2400円✕4週=16万3200円
そこから、税金や社会保険が引かれます。
最終的に【手取り13万円前後】になります
前章と比較すると、手取りが2万円ほど減っています。
授業数の減少は、収入の減少に直結します。
この時は収入が少なすぎたので、貯金を切り崩したり、別の仕事を掛け持ちしたりしました。
結論:上記の働き方だと、非常勤講師の給料だけでは生活が難しい。
加えて木曜日と金曜日は、1日フルタイムという時間的な拘束があります。
バイトなど別の仕事をやろうにも、空き時間が限定されているので難しい状況でもありました。
パターン③勤務校1、社会担当
勤務校は1校で、1クラスの社会のみを担当していた時の週予定です。
| 予定 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コマ | 社会 | ||||
| 2コマ | 社会 | 社会 | |||
| 3コマ | |||||
| 4コマ | |||||
| 5コマ | |||||
| 6コマ |
週コマ数3コマ、時給2,400円で計算します。
計算してみよう
週3コマ✕時給2400円✕4週=2万8800円
この場合、ほぼ全額が残ります。
最終的に【手取り2万8800円】になります。
税金や保険料は引かれませんが、あまりにも収入が少ないので生活は不可能です。
結論:上記の働き方だと、生活できない。
同時の私は、空いた時間で副業に取り組んでいたため副業収入も合わせると10万円前後の収入がありました。
収入元が複数ある場合、税金が引かれるので手取りも少なくなります。非常勤講師の手取り額も1,000円引かれて『2万7,800円』が最終的な金額でした。
この時は完全に「非常勤講師が副業」になっていました。
ちなみにこの「副業」は、現在進行形で定期的に収入を生み出してくれています。
興味のある人は下記より参考にしてみてください。
パターン④勤務校2、複数学年・複数教科担当
勤務校は2校で、複数の学年と教科を担当していた時の週予定です。
| 予定 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1コマ | A校 | B校 | B校 | ||
| 2コマ | A校 | B校 | B校 | B校 | B校 |
| 3コマ | A校 | B校 | B校 | B校 | B校 |
| 4コマ | A校 | B校 | B校 | ||
| 5コマ | B校 | B校 | A校 | ||
| 6コマ | A校 |
A校が6コマ、B校が14コマ、合計20コマ。時給2,400円で計算します。
計算してみよう
週20コマ✕時給2400円✕4週=19万2000円
そこから、税金や社会保険が引かれます。
最終的に【手取り18〜19万円前後】になります。
この週20コマというのは、パターン①と同じコマ数です。違うのは「勤務校の数」で、3万円近くの金額差が出ます。
原因は社会保険料の有無です。パターン④の場合、自分で保険料を支払わなければいけません。
- パターン①手取り15〜16万円:社会保険料が含まれる(天引きあり)
- パターン④手取り18〜19万円:国民健康保険や国民年金を支払う
手取りだけ見ると大きい金額に感じられますが、実際に使える金額は15万円前後です。
非常勤講師の給料は多い?少ない?
これまで私の実例4パターンを元に、非常勤講師のお金事情を解説してきました。
【結論】非常勤講師の給料だけで生活することは難しい。
もちろん経験年数や担当コマ数によって給与額も変わるので、一概には言えません。
しかし「週20コマを担当している」という話はあまり聞かないし、新卒未経験の1年目非常勤講師も少なくありません。
「経験年数が浅い」「担当コマ数が少ない」となれば、給与が減って生活も苦しくなります。

それでも学校で働きたい!何かいい方法はないの?
そんな人には、私が実践している『節約』と『副業』がおすすめです。
節約:支出を抑えて強い家計を作る
副業:収入源を増やして家計を強化
家計の不安が少なくなれば、非常勤講師にも安心して向き合えるようになります。
詳細は別記事にて解説しています。
【真似し放題!】初心者におすすめ家計管理まとめ『節約編』【更新中】
【収入は青天井!】初心者におすすめ家計管理まとめ『副業編』【更新中】
初心者でも「分かりやすい!」「真似できそう!」の実現に注力して、丁寧にまとめているので参考にしてください。
まとめ
本記事では、非常勤講師のお金事情をテーマに私の実例4選を解説しました。
- パターン①:週20コマ【手取り15〜16万円】
- パターン②:週17コマ【手取り13万円前後】
- パターン③:週3コマ【手取り2万8,800円】
- パターン④:週20コマ【手取り18〜19万円】
【結論】非常勤講師の給料だけで生活することは難しい。

もちろん個人差は大きいよ。
給料の不足分は『節約』と『副業』の家計管理で対策が可能です。
初心者でも真似しやすい実践をまとめているので「できそうなもの」からチャレンジしてみてください。

