はじめまして。
当サイトを運営している「みいせん」と申します。
私の前職は小学校の教員でしたが、体調不良が原因で早期退職しました。
現在は非常勤講師をしながら「家計管理」や「働き方」に関する情報発信をしています。
サイト運営していると

教員を辞めたいけど辞められない。

辞めたあとの生活が不安。
という相談を多く受けます。
本記事では、私と同じように悩んでいる先生に向けて『教員を辞めて感じた変化』について解説します。

お金・生活・働き方など、実体験を元にしたリアルを伝えるよ。
転職にしても辞めるにして、やっぱり「分からない」って怖いですよね。
一方で「分かった!」になってしまえば、意外と平気だったりもします。
記事で紹介する私の実体験から、具体的な退職や転職がイメージしやすくなるはずです。
- 教員を辞めたいけど「もったいない」気がする。
- 退職後も「生活していけるか」が不安。
- 「再就職」や「転職」のときの注意点が知りたい。
そんな悩みや不安を解消するヒントが詰まった記事になっています。参考にしてください。
採用から休職、早期退職までの経緯
まず始めに、私の採用から退職までの簡単な流れをまとめました。
公立小学校の教員として採用され、1年目で学級崩壊を経験しました。
その後は持ち直しましたが、1年目の辛い記憶が忘れられず「また崩壊したら…」と怯えながら日々を過ごしていました。
子育てが始まると、仕事とプライベートのバランスが保てなくなり体調を崩し、病気休暇のあと休職し、最終的には早期退職しました。
いざ辞めるとなっても「明日すぐに退職」ではありません。辞める前にいくつかのステップが必要です。詳細やポイントは別記事でまとめているので「今すぐ辞めたい!」と思っているいる人も、まずは落ち着いて一読してみてください。
体調も回復してきた現在は、非常勤講師として勤務しています。
学校現場という勤務場所は同じですが「教員の時とは違う」と感じる場面が多々あります。
中でも特に違いを感じた「お金」「時間」「セカンドキャリア」について解説します。
辞めたら分かる「お金」のこと
教員の時と比較して、収入は大幅に減少しました。
非常勤講師は時給制なため、担当するコマ数でも給料額が変わりますが、教員と比較しても薄給です。
参考までに、教員と週15コマ勤務の非常勤講師の収入額をまとめました。
| 教員 | 非常勤講師 | |
|---|---|---|
| 1年目 | 約387万円 | 約158万円 |
| 5年目 | 約486万円 | 約187万円 |
| 10年目 | 約586万円 | 約224万円 |
お金に関することで個人的に驚いたポイントは「貯金の減少」「雇用形態が不安定」「手当の少なさ」の3つです。
貯金の減少
教員の時の貯金は、少額ながら常に右肩上がりでした。
そのため「金額が減少する」という状況が初でした。
私の場合、非常勤講師の収入だけではギリギリなので、貯金する余裕はありません。
何となくですが

貯金が無くなったらどうしよう。
という恐怖を感じながら生活していました。
雇用形態が不安定
教員は終身雇用が基本なのに対し、非常勤講師は短期契約が基本です。
契約期間は長くても1年間で、年度終わりには契約切れになります。
つまり、年度末になって急に『来年度は採用できないよ』が有り得るという事です。

来年度は採用あるのかな…。
という不安を感じながら生活します。
手当の少なさ
非常勤講師の手当は教員と比較して手薄です。
裏を返せば、教員の手当が豊富で手厚いということにもなります。
参考資料として、手当の一部をまとめました。
| 教員 | 非常勤講師 | |
|---|---|---|
| ボーナス | 年間の約4.5ヶ月分 | 限定的 |
| 退職金 | 2000〜3000万円 | なし |
| 各種手当 | ||
| 「住居手当」 | 月額最大2.8万円 | なし |
| 「扶養手当」 | 月額数千円〜1万円 | なし |
手当の差は、不安感だけではなく「モチベーションが上がらない」にも繋がります。
数字として見えていない部分でも、教員と非常勤講師の「お金」は大きな差があると感じました。
他にも、社会保障・昇給・休暇など、教員の方が恵まれていると感じる場面は多いです。
総合的に「お金」の面では、圧倒的に教員の方が恵まれています。
辞めたら分かる「時間」のこと
教員と非常勤講師とでは、時間の自由度に大きな差があります。
教員は多忙で自由な時間が少なく、非常勤講師は働き方も柔軟で自由な時間が多く確保できます。
私の「実際の1日」を元に解説します。
教員の1日
教員の時は、時間の感覚が麻痺するほど忙しい日々を過ごしました。
教員は授業以外にも、児童対応・保護者対応・事務処理・評価・会議・出張・研修など、仕事が山のようにあります。
量だけではなく種類も多いので、勤務時間内で全てを処理するのは不可能でした。
- 7:00「出勤・準備」
- 8:00「登校見守り」
- 8:20(勤務時間開始)
- 8:30〜15:30「授業」
- 15:40〜16:00「会議A」(本当は休憩時間)
- 16:00〜16:30「会議B」(中断)
- 16:30〜「夕会」(会議)
- 17:00(勤務時間終了)
- 〜17:10「夕会終了」
- 17:10〜17:30「会議B」(続き)
- 17:30〜18:00「事務処理」(授業と無関係)
- 18:00〜19:00「面談」(保護者対応)
- 19:00〜19:30「丸付け・評価」
- 19:30〜20:00「授業準備」
- 20:00「退勤」
8:20〜17:00の勤務時間以外は全て残業扱いです。
研究授業や学校行事などのイベントがあれば、帰りはさらに遅くなります。

日付を超えることも珍しくなかったよ。
1週間で終わらなかった分は、休日出勤してまで消化していました。
とにかく仕事が忙しすぎたので、プライベートを考える余裕も無いままに「ただ1年が過ぎていく」という感覚でした。
非常勤講師の1日
教員の時とは違い、非常勤講師は自由に使える時間が増えました。
理由として、非常勤講師の「時給制」という特徴があります。
基本的に非常勤講師の業務は、担当する授業だけです。担当授業が終了したら退勤できるので、会議や出張はありません。
私は『午前中だけ』で、勤務条件を出していました。つまり午後は自分の時間です。
- 8:30「出勤」
- 8:40〜12:00「授業」
- 12:00「給食」
- 13:00「退勤」
- 13:00〜「自由時間」
退勤後の13:00以降は、趣味の時間・家事の時間・家族と過ごす時間など『自由』です。
この自由な時間は、気持ち的にも余裕が生まれます。
私はこの自由時間で『副業』に取り組んでいます。
本記事ではテーマと異なるので詳細は省きますが、副業によって経済的にも余裕ができたのでおすすめの過ごし方です。
【初心者の副業はコレ!】未経験でもスタートしやすいおすすめ副業8選!【更新中】
【副業やってる?】経済面だけじゃない、副業が生み出すメリット5選!【更新中】
そして、家族と一緒に過ごす時間が増えました。
子ども達の帰宅を「おかえり」で迎えて、学校の様子を聞いたり宿題をやったりして過ごします。
教員だったらできなかったであろう『今、この時期だけの時間』を、一緒に過ごせているのが幸せです。
自由度が高く選択肢も広がるため「時間」に関しては、非常勤講師の方が恵まれています。
辞めたら分かる「セカンドキャリア」のこと
セカンドキャリアという点で、教員は注意が必要です。
教員という仕事は特殊で、世間一般とズレがあると言われます。

その点は、私も同意見だよ。
私は一般企業への転職はしませんでしたが、転職エージェントとのやり取り中に感じた注意点を紹介します。
「利益」という考え方
学校で「利益」を追求した授業はしません。
極端な話し、クラス全員が0点でも100点満点でも給料は変わりません。
しかし企業だと「利益を求める」が基本になります。
転職エージェントとの面談で「あなたの価値は何ですか?会社にどんな利益を生み出しますか?」と質問されました。これまで「利益」という視点が無かったので、答えられなかったのを覚えています。
先生の「子どものために時間をかけて丁寧に…」というマインドのままだと、会社では「効率が悪くて人件費がかかる…」というマイナス評価になる危険性があります。
学校と違って会社では「利益」や「コスト(必要経費)」を意識する必要がある。
「評価」のズレ
学校での「評価」は、学級運営や取り組む姿勢など抽象的な場合が多いです。
しかし企業は「売上・成果・結果」など、具体的な数値が評価されます。
企業では残業せず結果を出せる人が評価されますが、教員は残業していると「頑張ってる」という認識になりがちです。
まず「残業」の意識が真逆だと思います。企業は「残業=ネガティブ」という印象ですが、教員は「残業=ポジティブ」という印象です。残業ありきの教員マインドではズレが生じてしまいます。
取り組みの過程よりも、目に見える成果(数字)が結果として評価される。
基本的な「マナー」
社会人としては当たり前のマナーが、教員には適用されていません。
同僚や上司とのやり取り、取引先との関わり方、電話対応、報告や連絡の手段など、多岐にわたります。
例えば、学校なら「〇〇分前行動」は評価される場合が多いです。しかし会社で早すぎる行動は逆に失礼になります。のアポイントメントで、15〜20分前に到着すると「相手の準備時間を奪う」として、逆に失礼になってしまいます。
特にマナーに関しては「1年目」の姿勢で学ぶことが大切です。
教員の世界では見られないマナーが、会社では「当然のマナー」とされるので注意が必要。

学校とは全くの別世界と考えていた方がいいね。
転職を考えているなら「転職サービス選び」は、最重要ポイントです。
新しい環境への転身なので、専門的なノウハウや実績のある転職エージェントがおすすめです。
- 業界No.1の王道:リクルートエージェント
- 自己分析に強み:大手企業の現役面接官が運営する転職エージェント【ユメキャリAgent】
さらに詳しく『転職』についての情報を集めたい人は、別記事にまとめて解説しています。
『今のままでいいの?』本気で転職したいなら、在職中の転職活動が勝ち!自分に合った転職サービスの選び方を徹底解説【更新中】
辞めたら分かる「ライフスタイル」のこと
教員を辞めたことで、自分自身の生活やライフスタイルを見直すきっかけになりました。
たくさんの新発見もあったので、参考までにまとめて解説します。

教員、辞めようかな…。
と思っている人は、辞めた後の後悔がないように一読してみてください。
教員について
教員の「安定した収入」と「守られた立場」は、生活していく上で大きなプラス要素です。
一方で、多忙化やストレスからなる「精神的な不安定さ」は避けて通れません。
どれだけ収入や立場が安定していても、自分自身の心身が不安定だと意味がありません。
ただし、仕事内容やストレスと上手く向き合えるなら、教員という仕事は魅力的です。

私は心身を守るために「退職」を選択したよ。
ご自身が「何を大切に生活したいか」に注目することで、後悔のない選択に近くなっていきます。
非常勤講師について
非常勤講師は時給制なので、勤務時間が調節しやすく「自由な時間を大事にしたい」という人にはピッタリの働き方です。
一方で、雇用が不安定で薄給なので「非常勤講師1本だけでは生活が難しい」というのが現実です。
時間的な余裕はあるけれど、収入が足りなければ生活が一気にハードモードになります。
解決策として『副業』という選択肢があります。
時間に余裕があるメリットを最大限に生かし、副収入を得ることで経済的な安定を目指します。

副業選びで「適当はNG」だから、選び方に注意してね。
【簡単に稼げるはウソ!】甘くないけどチャレンジする価値あり『おすすめ副業8選』を徹底解説!【更新中】
お金について
教員の時は、お金を使う暇もないほど忙しかったので順調に貯まっていきました。
20代の時点で数百万の貯金があったので

給料日まで我慢。

節約しなきゃ。
など「お金が足りない」で困った感覚は1度もありません。
長期休みには旅行にも行っていたので、お金に関する悩みはほとんどありませんでした。
非常勤講師になると、収入は減り保障も手薄になりました。
子育てで出費が重なることもあり、初めて「お金が減っていく」という状況でした。
お金が減っていくというのは『恐怖』しかありませんでした。
「これからの生活はどうなるのか…」
「子ども達をどうやって育てていこう…」
教員の時とは違う『お金に関する不安』がストレスとなりました。
お金の不安を解消するために、収支を見直して『強い家計』を目指しました。
例えば、これまで漠然とイメージしていた収支を、具体的な数字で正確に管理するようになりました。
家計管理は教員や非常勤講師など関係なく、誰でもやっておくべき大切な取り組みです。

「お金」は、誰でも必ず関係するからね。
家計管理の重要性に気がついた点で、大きな収穫にはなりました。
時間について
非常勤講師を始めて、収入が減って保障も手薄になりました。
でも『自由に使える時間』が大幅に増えました。
この自由に使える時間は、私らしい生活の実現で最重要ポイントです。
時間があると選択肢が増えます。
- 家族と過ごす
- 趣味の時間を満喫する
- スキルアップの勉強をする
- 副業をする
- 非常勤講師のコマ数を増やす
この選択肢の多さが「自分らしいライフスタイルの実現」に関係しています。

お金も必要なのでは?
そう感じる人もいるでしょう。その考えも間違いではありません。
ただ私の場合「収入よりも自由な時間」の方が、満足度の高い生活に近いのです。
自分にとって『どんな生活に高い満足度を感じるか』が重要です。
「自分らしいライフスタイル」を探求中
私にとって「自由な時間」や「選択肢の多さ」は、自分らしいライフスタイルの実現に必要です。
そのため教員ではなく、非常勤講師という働き方を選択しました。
とは言え、収入面で不安が大きいのも事実。
その不安を解消するための「家計管理」について解説します。
具体的には「支出管理の節約」と「収入アップの副業」です。
特に教員で早期退職を考えている人は、今後のヒントとなる有益な情報を詰め込んでいます。
節約
支出をコントロールできれば、お金が貯まりやすい強い家計を目指せます。
ただし節約にはコツがいります。
- 電気をこまめに消す
- 安いスーパーを探し回る
- 家電のコンセントを抜く
これらの節約は、労力の割に金額が小さすぎる「おすすめできない節約術」と言えます。

食費やエアコンなど、健康に関わることは削ったらダメだよ。
節約のポイントは『金額の大きいところを狙う』です。
例えば「通信費」を見直した場合、年間6万円(毎月5000円)の節約も珍しくありません。
また、教員に特化した節約術もあります。
本記事で扱うにはボリュームが大きすぎるので、別記事にて詳細は解説しています。
教員の節約術6選【更新中】
まずはココから家計管理【更新中】
節約は「大きい支出」を狙い撃ち!【更新中】
副業
収入をアップできれば、お金が貯まりやすい強い家計を目指せます。
そして副業を始めるなら、ストック型の副業がおすすめです。
ストック型の副業とは、作り上げたコンテンツが継続的に収入を生み出す仕組みの副業です。
現時点では

ふーん。そうなんだ。
くらいでも問題ありません。
ただし、せっかく副業にチャレンジするなら「外せないポイント」は知っておくべきです。
過去記事でも解説しているので参考にしてください。
【初心者の副業はコレ!】未経験でもスタートしやすいおすすめ副業8選!【更新中】
【簡単に稼げるはウソ!】甘くないけどチャレンジする価値あり『おすすめ副業8選』を徹底解説!【更新中】
【副業やってる?】経済面だけじゃない、副業が生み出すメリット5選!【更新中】
まとめ
本記事では、教員を辞めようか悩んでいる先生に向けて『教員を辞めて感じた変化』について解説しました。
- お金
- 教員:安定した収入で保障も手厚い
- 非常勤講師:薄給で保障も薄い
- 時間
- 教員:多忙化でプライベートほとんど無し
- 非常勤講師:自由時間が増えて選択肢も広がる
- ライフスタイル
- 節約:家計管理のためには必須
- 副業:収入アップを目指してチャレンジする
それぞれの特徴を分類すると、教員は「経済面の手厚さ」が、非常勤講師は「自由度の高さ」がメリットです。
自分にとって譲れないポイントを明らかにすることで、理想のライフスタイルにつながります。

教員だけが全てじゃないよ。
私の経験から1番に伝えたいことは「教員を辞めても生活する手段はいくつもある」ということです。
新しく環境を変化させるのは、不安も大きいはずです。
でも、そのままズルズルと教員を続けて体調を崩したら大変です。

もう少し、先生を頑張ってみる!

先生以外の道も探してみたい!
どちらの選択もOK!
あとは自分自身と向き合って、後悔のない選択をしてください。

少しでも力になれるよう、有益な情報を発信し続けていくよ。

