
結婚が決まったけれど、誰に報告したらいいの?注意すべきポイントはあるの?
そんな疑問にお答えします。
結婚は完全に個人的なイベントですが、教師という立場上どうしても報告は必要です。
そして、その報告の順番が大切です。
間違った順番で報告してしまうと、ご自身の信頼に悪影響が出る可能性もあります。
注意点や報告時のポイントも合わせてまとめているので、参考にしてください。
結婚報告すべき相手と順番
結婚報告の順番は、以下の通りが無難です。
- 学校長
- 副校長、教頭
- 事務員
- 同僚、先輩、後輩
中でも、1番から3番は報告が必須なので忘れないようにしてください。

クラスの子ども達や保護者には伝えないの?
教え子や保護者に伝えて構いませんが、順番は必ず最後にしましょう。
間違っても子どもや保護者から職員の耳に入るようなことが無いようにしてください。
学校長への報告
1番目に報告すべき相手は学校長です。
学校の最高責任者として報告は必須であり、尚且つ1番最初に報告すべき相手です。
学校長に報告すべき理由
結婚が決まると、現在の状況や環境が変わります。
中には、学校長でなければ処理できない場合もあります。
関係する一例
- 結婚を期に退職する
- 名前(苗字)が変わる
- 同じ勤務構内に結婚相手がいる
- 妊娠している
これらの場合、学校長が対応しなければなりません。
学校長の手間が増えるというのは間違いないので「お世話になります」という気持ちと共に報告しましょう。
具体的な報告方法
ご自身や学校長の手が空いている放課後のタイミングがいいでしょう。
授業のある稼働時間中や会議の前後など、時間に余裕が無い状況での報告は避けるようにしましょう。
報告は「私事ですが、こんど結婚することとなりました。」と、なるべく簡潔にまとめて報告します。
ここで学校長からいくつか質問があるかもしれませんが、安心して受け答えしてください。
- 相手について
- 同じ学校で勤務はできないので、それを確認したい
- 今後の予定について
- 仕事を続けるのか、退職するかを確認したい
- 他の職員への報告について
- どのタイミングで全体に向けた報告をするか確認したい
少数派ですが、産休育休の予定などについても確認される場合があるようです。

「宿泊を伴う高学年を担当できるか」や「産休代替が必要か」などを確認する必要があるんだね。
学校長の報告タイミングで、他の職員へ報告する時期や方法についても打ち合わせできます。
結婚式で乾杯や挨拶をお願いしたい場合は、このタイミングで話しておくといいでしょう。学校長にも準備があるので、急なお願いにならないように注意しましょう。
副校長、教頭への報告
2番目に報告すべきは副校長、教頭です。
学校長にさえ報告しておけば、副校長に伝わることは自然な流れです。ですが稀に、学校長から副校長へ伝わらないこともあります。
礼儀としても、自分自身で報告するようにしましょう。
副校長、教頭に報告すべき理由
学校を総括しているのは学校長ですが、実際の手続き等で動くのは副校長の役割でもあります。
「学校長に報告したから大丈夫」と安心していると、副校長には話が伝わっておらず、事務的な手続きや対応が遅れる恐れがあります。
副校長、教頭の役割
- 本人と事務員との連携を管理
- 担任だった場合、負担軽減や調整
- 相談役としてサポート
管理職として様々な場面でサポートしてくれる存在です。
多くの場面で相談役になってくれるはずです。ご自身の言葉でしっかり報告しておくといいですね。
具体的な報告方法
基本的には学校長と同じように「私事ですが、こんど結婚することとなりました。」と、簡潔にまとめて報告します。
学校長と同じ日に報告できることがベターです。
私の場合、学校長と副校長が一緒にいるタイミングで報告しました。結婚式は親族だけで行う予定だったので、そのことも合わせて話しました。
書類などでやり取りや手続きが必要な場合、窓口になるのは副校長や教頭が中心になるはずです。
事務員への報告
3番目に報告すべきは事務員です。
管理職からも「事務員には報告しておいて」と言われるかもしれません。
つまり他職員よりも報告の優先度が高いということです。
事務員に報告すべき理由
結婚に伴って発生する登録内容の変更や書類関係の手続きを管轄しています。
事務員への報告を怠ると、結婚することで変わった名前や住所などが反映されなくなってしまいます。
名前や住所の変更が影響し得る項目
- 免許状
- 身分証
- 教育委員会への登録名簿
- 公立共済
- 互助会
- 給与口座
- 各種手当
- 通勤届
- 住居届
- 扶養や年金関係など
ざっくり考えても、これだけ多くの項目があります。
また手続きによっては、役所から住民票など書類を準備しなければならない場合もあります。

これだけ多くの手続きをサポートしてもらえるのは助かるね。
スムーズに手続きするためにも、事務員への報告は忘れないようにしましょう。
事務員へ報告する時のポイント
事務員へ報告する時のポイントはスムーズな手続きです。
何回も役所に行くのは手間なので、一度に全ての書類を整えられるとベターです。
事務員に「手続きに必要な書類や手続きを教えて下さい」と聞いてみましょう。
結婚に関しては、手順をまとめたマニュアル等を準備している学校も多いです。
必要書類や手続きは、個々による差が多すぎるため具体的な例示ができません。ご自身で事務員に確認することをおすすめします。
同僚、先輩、後輩への報告
職場で最後に報告するのが、その他の職員です。
全員に一人ずつ報告する必要はありません。
多くの場合、管理職から全体に向けてアナウンスがあります。
個人的に報告しておきたい相手
同じ学年や関わりのある相手へは、個別に報告しておきましょう。
授業の担当を変えてもらったり、時間の都合をつけてもらいやすくなるでしょう。
その他は「特に仲のいい同僚」「公私ともにお世話になっている先輩」など、自分の口で直接伝えたい相手には報告してOKです。
「直接伝えたいかどうか」という完全に個人的な判断で問題ありません。
注意が必要な相手
職場の中に特別扱いをしないと機嫌が悪くなる、いわゆる「面倒な人」はいませんか?

よく聞くのは「お局様」ですね。
そんな人には、あえて個人的に報告しておくというのも処世術の1つです。
先に報告しておくだけでトラブルを回避できるなら、絶対にやっておきたいポイントです。
実際に「事前の連絡もらってないんだけど?」とチクチク言ってくる人もいました。
もちろん結婚自体は個人的なことです。
そのため報告する必要はありませんが、それが原因で面倒に巻き込まれるくらいなら報告しておいたほうが賢明です。
職場での関係性や様子を踏まえて報告するといいですね。
教え子や保護者への報告
教え子や保護者への報告は、基本的に必要ありません。
結婚はあくまで個人的なことなので、学校として子どもや保護者に伝えることはしません。
しかし「報告は禁止」では無いので、報告しても問題はありません。
子ども達には毎日のように会っているので、報告のタイミングは特に問題ありません。
保護者には懇談会などのタイミングを狙って報告しましょう。
報告による影響
子ども達や保護者に報告すると、以下のような影響が考えられます。
お祝いしてもらえる
余興として、お祝いのメッセージや動画が届く場合もあります。
もちろん必ず届くとは言い切れません。ですが、事前に結婚報告をしてなければ届く可能性はゼロです。

実際には学年の先生や大人が関わっているので、後日しっかりお礼を忘れないようにね。
手間を省ける
結婚すると指輪をしたり名前が変わったりと、気が付きやすい変化もあります。
そのたびに「何で指輪してるの?」「結婚したの?」「何で名前が違うの?」といった質問を受けるは大変です。
伝えておいたほうが手間がかからないという理由で、報告する人もいます。
名前が変わることで混乱する
名前が変わることで戸惑ったり混乱したりする子どももいます。
その場合、年度の最後や新学期のタイミンで報告するなどタイミングを考慮する必要があります。

年度途中で結婚したけれど、年度内は名前表記を変更しなかった先生もいたよ。
報告する際の注意点
子どもも保護者も、報告する順番は必ず最後です。
間違っても子どもや保護者から、他の職員の耳に結婚報告が入らないようにしましょう。
特に管理職が知らない内に話が広まると、情報共有や報告義務を軽視していると思われる恐れがあります。
その後の対応も後手になり、無駄な手間も増えてしまいます。
ご自身の評価や人間関係にも影響があるので、必ず子どもや保護者への報告は最後にしましょう。
報告すべき順番のおさらい
報告する順番やポイントをまとめます。
【結婚報告の順番と相手】
- 学校長
- 必ず最初に報告すべき必須の相手。
- 全職員に向けた報告のタイミングなど打ち合わせておく。
- 披露宴で挨拶をお願いするなら早目が◎。
- 副校長、教頭
- 必ず報告すべき相手。
- 実際に書類や手続きの窓口になる。
- 事務員
- 必ず報告すべき相手。
- スムーズに手続きが進むように「必要書類」や「手続きの手順」を確認しておくと◎。
以下は個人判断でOK
- 同僚、先輩、後輩
- 個人判断で報告の有無は決めてOK
- 管理職を通して全体に向けて報告は必要。
- お局様がいたら対応しておくとベター。
- 教え子、保護者
- 報告する場合は必ず最後。
- 報告の有無とタイミングは総合的に考える。
この順番を守れていれば、大きなトラブルになる心配はありません。
- 学校長、副校長・教頭、事務員の3ヶ所は必須。
- その他の職員には自己判断でOK。
- 子ども達や保護者は必ず最後に報告。
上記の内容は、必ず守ってもらいたいポイントです。
それでも心配な場合は、チェックリストを準備すると安心です。
まとめ
本記事では「結婚報告の順番とポイント」について解説しました。
- 学校長
- 副校長、教頭
- 事務員
- その他の職員
- 教え子、保護者
- 学校長、副校長・教頭、事務員は必須
- その他の職員は個人判断
- 教え子や保護者は最後
結婚自体はおめでたいイベントです。
無駄な失敗をして台無しにならないように、前もって準備して報告しましょう。

ご結婚、おめでとうございます。